【プレイ感想】Re:LieF 〜親愛なるあなたへ〜 体験版
新規ブランドRASKより『Re:LieF 〜親愛なるあなたへ〜』
さっそく体験版をプレイしたので感想を綴る(4102字)
この記事は、体験版をプレイして気になったところやOPムービーを解読していく方向です。なので画像が多め。もちろんまだプレイしてない方も読んでいただいて大丈夫ですが、プレイ済みだとより理解がスムーズかと思います。キャラ説明は省略していますので。
(ネタバレあり)
追記:本編をクリアし見返すと訂正が入りそうな箇所がありますが、体験版を通して感じたところなので、そのままにしてあります。ご了承下さい。
選択肢:一箇所あり(差分CGなし)
プレイ時間:3h
発売日:2016年10月28日
Hシーン:1シーンあり(日向子のみ)
体験版をダウンロードしようと公式サイトにアクセスするとサーバーがダウンしていたという異常事態。下記のミラーサイトでもダウンロードできるので、気になる方はこちらから入手することをオススメする。
当たり前ですが、18歳未満はプレイすることはできないのでご注意を。
【体験版ミラーサイト様】ミラーサイト様におきましてRe:LieF体験版の公開が始まりましたのでご案内致します。
— RASK (@rask_soft) 2016年9月25日
「https://t.co/cvavWDRddH」様
https://t.co/z8lMileJat
#Re_LieF
【体験版ミラーサイト様】ミラーサイト様におきましてRe:LieF体験版の公開が始まりましたのでご案内致します。
— RASK (@rask_soft) 2016年9月25日
「すえぞうのギャルゲー補完計画」様
https://t.co/d5w2ouBbOS
#Re_LieF
Re:LIeF体験版の起動につきまして、画像のようなエラーメッセージが確認されております。ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。インストール先をCドライブProgramfiles直下にされた場合は管理者権限で起動して頂くか、Dドライブ等へのインストールをお願いできますと幸いです。 pic.twitter.com/YXbWKOL6h3
— RASK (@rask_soft) 2016年9月23日
体験版の概要
体験版では、ヒロイン:帚木日向子(20)の視点から物語は始まる。
人生は飛躍と挫折の変化の連続であり、いつだってこの世界は変化しつづけている。それは飛躍という変化に限った話ではない。この鬱屈した世界で何のために今日を生き、明日を待つのか。現状を変えるにはいつだって自分が変わることであり、明日が変わってほしいと誰もが一度は考えたことがあるかもしれない。まるでクモの糸のような、か細く儚い期待はあっけなく途切れ、世界の底に落ちた人もいるだろう。そんな挫折を経験し社会に馴染めずとも、この世界を生きていくために彼らは歩き始める。「試してみるんだ、もう一度」
「トライメント計画」は、社会復帰を目指し人生を再スタートする人々を支援する社会復帰プログラムの一環である(らしい)。具体的には、若年層に対して島に1年間滞在する中でもう一度学園生活を送ってもらい社会復帰してもらう計画(らしい)。
体験版ではその参加者である日向子視点から、日向子同様、過去に挫折を経験したらしい個性的なキャラクターを織り交ぜながら物語の舞台となる御雲島の説明や来夢学園の状況が描写されている。体験版後半では今作の主人公?:司くん視点から物語が展開される。もしかしたら、この体験版は舞台説明や状況理解を深めるものであって、本編では司くん視点で描かれているのかもしれない。ディレクター雫さんに直接伺ったところ、本編でも体験版と同様に、日向子プロローグ途中から司視点に切り替わるとのこと(10.16追記)
気になったところ
音楽、グラフィック、テキスト
まず音楽、グラフィックの完成度の高さが目につく。それからシステムデザイン。独特ではあるがよく設計されている。まるで手紙を読みすすめるようなテキストデザイン。画面も便箋止めされているみたいだ。好き嫌いはありそうだが、私的には嫌いじゃない。OPにも登場していた「手紙」は今作のキーワードの一つなのかもしれない。
RASK Re:LieF ~親愛なるあなたへ~ music sample "01"
戸惑ったのはフォントの色設定。初期設定の場合、背景を透過させると視認性が落ちてしまうため、透過率100%・文字色を白に変更すると多少は見やすくなった。ほとんどの人は美しい背景も楽しむために透過させるだろうからやや読みにくいフォントの改善を願うばかり。(追記)製品版ではフォントを選択できるように後日修正パッチが配布されました。ありがとうございます!
また、何箇所か誤字が見られた。気づいたものでは以下の2つ。
- 暖かい→温かい
- 戻らされる→戻される
さっそく投書したいがどこに出せばいいか迷う。とりあえずDMで送っておいた
シナリオ
プレイすればわかるが、「トライメント計画」というものがいかにも胡散臭い。表向きは就労支援だが裏ではー。という展開が一般的(?)な見方だろう。メールや電話が原則禁じられているのも不自然だ。なるべく「ヴァーチャル(仮想的)な学生として過ごしてほしい」という趣向らしいと日向子は語っているがはたして?情報格差(デジタルデバイド)を生む要因だろう。また、第一二地区と区画分けされている理由も理解できない。(説明はあったが尚更分ける意味がなくないか?と感じる)こちらは空間的隔離が生まれてしまうだろう。まるでVR世界みたいだ。(ARかもしれない)
人工知能の話が出てきたのは意外だ。人工知能はAIとも言うので、アイは幽霊ではなく人工知能であることを匂わせているが・・・はたして?ちなみに人工知能それ自体が人間に匹敵するのは2029年と予見されているので、この物語は2029年から2045年の間の出来事なのかもしれない。また、いわゆる2045年問題は全人類の知能が一台のコンピュータによって超えられることを指す。これは現在Google社でAI開発に携わるレイ・カーツワイルが早くも予見した仮説であるため、彼の書籍を事前に一読しておくと理解はスムーズかもしれない。下の書籍がおそらく初読者には読みやすいだろうということで紹介。が、本編に登場しないかもなので自己責任でよろ
シンギュラリティは近い [エッセンス版]―人類が生命を超越するとき
- 作者: レイ・カーツワイル,NHK出版
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2016/04/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る
要約:とても気になるということです。
OPムービー、ティザームービー解読
感じたことやそのメモ、一瞬写った文字列を写す作業をしたので参考までにどうぞ。なんだか重要そうなワードが並んでます。まずはティザームービーから。
ティザームービー
『Re:LieF ~親愛なるあなたへ~』 ティザームービー
新しい人生のスタート。背景に写るのは大舘流花、帚木日向子、海蔵ももの3人。どうやら、個別ルートでは彼女らの人生の再スタートが主題となりそうだ。おのおのが抱える事情に向き合い、これから彼女らが何をしたいのか、明らかになるのかもしれない。右下に「10011101101」という数列が…はたして?
親愛なるあなたへDear。あなたとは誰を指すのだろう?司か?Dearの次にくる言葉はyouであるがなぜか消えている。ユウとの関係があるのか?情報不足のため現時点では不明だが絵を見る限りユウとアイには何らかの関係がありそうだ。
左下にも「01100101110010011010110000110」あり。
OPムービー
ここからはOPをひとつずつ見ていきます。少し長いですが、しばしお付き合いを。
Re:LieF~親愛なるあなたへ~ OPムービー
Why don't we dance ?
世界は未知で溢れているThe world is full of unkown things
だから、時にぼくらは迷ってしまうSo, we get lost on the WAY sometimes
You find me
2台のピアノ。主人公とユウはピアノが弾けるらしい。
I lost YOU
次の瞬間、右側のピアノは消失「いじめっ子を助けた少女(?)」は消えてしまう。彼が探しているのは彼女か(敢えて司ではなく、「彼」と呼んでみる)
RE:LIEF
BetweeN YoU and I
disparity
(意味:格差、不一致、不等、不均衡)
All we NeeD is … Re:collection
「また、昔のようによろしく頼むよ」Dear old friend
ええ、紛れも無く、あなたと約束を交わした私ですDear old friend
メモ:公社の職員がもともと友人関係であることは考えづらい。伊砂真と三国は何か大切な約束をする仲であり、過去に親睦を深め合っているように見える。このトライメント計画にも参加したことがありそう?
ひとりのためにFoR OnE
世界のためにFoR WorlD
TrymenT
DegitaL DividE
メモ:(意味:デジタルデバイド。情報格差)■■■■■■で格差のところが強調されている
SingularitY
メモ:(意味:技術的特異点)体験版で出てきた。本編でもキーワードのひとつらしい
ALFA
メモ:A Language For Automationの略と思われる。(意味:自動化用A言語)
「私たちは少し遅れちゃったけれど、だからこそここへ来たんだ」Challenge
「ここは、そういう場所だから」Challenge
00101001101100101
メモ:誰か意味教えて。2進数とか考えればいいのかな?直前にユウが桜の木の下にいる場面が写っている。
「そういうのは、もうやめにしようよ」BalancE
メモ:この直前に左下に早送りのようなマークがある。ユウとの過去が気になる。
0011011001101101
メモ:誰か意味教えて。2進数とか考えればいいのかな?直前にアイが神妙な面持ちで桜の木の下にいる場面が写っている。そこで2人は対峙しているようにも見える。
「ここは、そういう場所だから」BalancE
「僕は知らなかった」
司は一人称「俺」だった気がするが…はたして?まあいいかー(すっとぼけ)
追記
ここまであえて言葉を濁してきたが、素直に思ったことを書いておくことにする
おまえは…誰だ?OPにおいてこの服装の司らしき人物は2回だけ登場する。
次の瞬間、ナイフに写る司が…。誰が誰を血の海に染めたのか…
音楽とリンクして「君」と歌われている左側の「彼」こそ親愛なる「あなた」??
対となる存在を予見させる描写。目をつぶる「彼」は本当に司だろうか?アイと同じく人工知能なのでは??いや、司が人工知能、植物状態なのか??現時点では情報不足のため不明(Hどうするんだろう…)
これらの対比は何を意味しているのか。謎は深まるばかり…
まとめ
「Re:LieF 〜親愛なるあなたへ〜」とても気になる作品ですね。
体験版の範囲では全容がつかめず、評価に困る印象。どちらに転ぶのか正直読めません。でもどうやら、あちこちに伏線が秘められているみたい。シナリオゲー好きとしてシナリオはもちろんですが、ヴィジュアル面サウンド面でも期待したいです。Hシーンも女体の塗りがすごくリアルで艶めかしい。期待値高めで不安要素もありますがいい意味で期待を裏切ってほしいですね。